戦争丘村大十平和

毎日がLIVEだ

僕たちはどう生きるか

この猛暑をどう乗り切るか

息子(3)が日曜日に発熱、昨日「溶連菌」感染だとわかり、今日、明日も保育園は休み、もれなくワタクシ丘村大十も一緒に自宅で過ごしています。部屋はクーラーを付けているが、昼に1度外出すると、それは地獄でありました。これも地球温暖化なんでしょうね。産業革命から爆発的に増えた二酸化炭素排出のタマモノ。まだ7月初旬だというのに、人間のやることはケダモノ。そこでこの夏を乗り切るための、本を紹介しよう。

◼️村上春樹ねじまき鳥クロニクル

これは長編小説だ。分厚いのが3冊あって完結する大作であるが傑作だ。
内容に壮絶な戦争の話がある。ただドンパチの戦争ではない。人間がどこまで深くその闇(狂気)に沈むことができるか、そんな戦争の話だ。これほど長い物語でも、この人生において3回読破した作品だ。戦争だけの話ではない、男と女、冒険がある。そしてメッセージが散りばめられている。だがただ読み進めれば「解る」メッセージではない。それが面白い所なのだ。村上春樹といえば「ねじまき鳥クロニクル」なのだ。僕にとっては。

◼️山本周五郎「その木戸を通って」

短編だが、これほど雰囲気がある物語はない。

◼️宮本輝「避暑地の猫」

入院中の青年が静かに医師に語る。そんな出だしだけで、涼しくなる(そのストーリーに引きずり込まれる)そんな小説だ。