戦争丘村大十平和

毎日がLIVEだ

僕を支えた音楽 beckはこの1枚で大丈夫 激推薦編03

BECK「One Foot In The Grave」
について語ることにしよう。ベックが特別好きな訳ではない!(なんだそりゃ!)「One Foot In The Grave」というアルバムはカルト的にローファイアルバムなのだ。まずは外側から攻めて見よう。アルバムジャケットの2人。1人はもちろんベックなのだが、隣は誰だよ?そうローファイの神様、Kレーベル創始者キャルヴィン・ジョンソン(ビートハプニング ダブナルコティックサウンドシステム ヘロベンダーズ)なのだ。
このジャケットだけでも他のベックアルバムと一線を置いているのがわかるだろう。当然ながら中身もなのだ。まずベックの初期イメージは、ミクスチャー的だろう、だがこのアルバムは変則チューニングの泥臭いフォークブルースのリフに、やる気ゼロのベックとキャルヴィン・ジョンソンの歌声。1曲目から最後の1曲まで、その雰囲気を守っている異作中の異作。ベックファンはむしろ嫌いなアルバムかもしれないが、ローファイ好きの私からしたら、ナンバー3に入る傑作だ。ここで1曲紹介しよう。


https://youtu.be/HHto3hD9cB0

この気だるさ、一曲目がこれだよ、最高だと思いませんか?では最後の曲はどうだろうか?

https://youtu.be/KFPQS9Wjats

安定感のある空気を突き通しておる!
アルバム(日本盤、デラックス盤)によっては、ボーナストラックなんやらたくさん入っているものもあるが、どのタイプも良い。
改めて聴いてみて、どの曲がいいかなと考えたが、この曲が今は一番好きかな。

「 I Get Lonesome」

https://youtu.be/-WkgP4fCFy8